子ども用サプリメントの日本市場規模は数十億円、アメリカでは3千億円規模とも言われています。また日本では幼児にサプリメントを与えている保護者が8~10%という調査結果もあります。(国立健康・栄養研究所情報センター調べ)
サプリメントは薬品のように厳格な安全基準が定められておらず、健康被害リスクのあるものもあるため、国立健康・栄養研究所情報センターでは子どものサプリメントに関する注意点を啓蒙するためのリーフレット「本当に栄養不足!?幼児にサプリメントは必要ですか?」を無料配布している。
ポイントは、「サプリメントは医薬品と異なり品質にバラツキがある」「サプリメントに含有される栄養素以外の成分の安全な摂取量は不明である」「そのような栄養素が不足しているのかは保健師、管理栄養士などの保健医療専門職に相談すべき」「偏食はサプリメントでは解決できない」「いろいろな食品を食べる方がサプリメントよりも安全で、費用対効果も高い」など。
安易に営業トークに乗らないようにしましょう。
国立健康・栄養研究所情報センターが作成したリーフレット
リーフレットは以下のサイトでダウンロードできます。
https://hfnet.nibiohn.go.jp/usr/kiso/pamphlet/2016childBL.pdf
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